私は醜い

心の中に逃げ道を作った。辛いから。いろんなことを諦めるための逃げ道。努力することがもう、できない気がして。毎日身体を引きずるように働いて、その先になんかあるんか?変わらない。変わらない。私は変われない。成長とか大人になるとか、幻想だって気づいた。

自分で自分を騙して嘘ついて苦しんで、滑稽だな。私は、私が思うより遥かに愚かで醜い。

砂時計が落ちきるまで、あとどれだけだろう。

今日生きて、今日死ぬ

今日も生きた。

仕事に行って、嫌いな人と関わって、
ストレスたくさん浴びて。

ずっと、歯くいしばって、にこやかにやり過ごした。


目標も生き甲斐もないけど、なんとか生を保って家に帰ってこれた。


さぁ、よく頑張ったから、死のう。
もう死んでもいいよ。大丈夫。
明日の朝、目覚めなくても、起き上がれなくてもいい。
今日を生きたから、もう死のう。
死ぬつもりで眠ろう。



もし、明日も息をして、立ち上がることができたら、もう一日、生きてみる。

一日だけ。一日づつ。今だけ生きる。
生きたら、死ぬ。気持ちよく死ぬ。

朝がきて、息をする奇跡が、
私の背中を押す。

人生の難問

私、三十路手前の独身女性、友達なし彼氏なし。

仕事も嫌々行って、適当にやって、帰ってテレビ観て、寝る、繰り返し。

楽しくはないけど、すごい楽。静かに生きて静かに死にたい。もちろん、結婚にも出産子育てにも興味はある。私には器用にやれる自信がないからやりたくない。自分ひとり生きるだけで精一杯だわ。
そこそこいい教育を受けさせてもらったのに、どこで教科書通りじゃなくなったかな。両親ごめんなさい。人は、幸せな家庭に収まるのが正解。キラキラで暖かい家庭。それが正解。

皆が解る問題が私には解けない。もう、頭空っぽにして、問題も方程式も答えも丸暗記するしかないのだろうか。

その場しのぎ。

昔から変わらない性格。いざ、大事な時に応用が利かないんだわ。間違いを直す勇気も当たり前を受け入れる素直さも、私には足りない。

ひとりで居たい

いろんな事が煩わしい。

友達を減らして、恋人と別れ、
実家も出た。
個人プレーが主、な職場も選んだ。

それでも、煩わしい事が無くならない。
煩わしさから逃げる努力は
生きている限り
永遠に続けなければいけないよう。

やっぱりどうしても
ひとりでは生きられないから
毎日我慢、我慢、我慢。

適当に働いて、普通を演じる。

死にたい。
ってずっと思う。
周りにいったら面倒だから
誰にも言わないし、
結局、なんで死ねないのか
分からないまま。

残念だが、きっと私は
この人生を自ら選んで、
産まれてきたんだろう。

「あなたはAさんとBさんの子として
○歳まで生きます。
途中、こーんな楽しい事や、こーんな辛い事が
あります。
この人生、やりますか?」

「やります。」

だから、私は私を生きている。
そんな気がする。
産まれる瞬間、その決意も人生プランも
記憶からリセットされる仕組みかな。
死ねない理由は、○歳まで至ってないから。
まるで、プログラミングされてるみたい。

よく金縛りにあうけど、人生もそんな感じか。
どんなに抵抗しても、無力。
運命は無情に襲いかかってくる。

今はただ、ひとりで居たい。